広い視点で見ても狭い視点で見てもお前が悪いよ(togetter)

Twitter内での、「どうしてこうなった…」と言うしかないようなやり取り。でもここで「悪い」と言われている人がなぜカチンときてしまったのか、本人も正確に表現できていない気がしました。

最初に「間違ったRTになっているんだから訂正するのが当たり前」という姿勢で来られているけど、本当にそうなの? っていうことを言いたかったんではないかと。非公式RTっていうのはその名のとおり非公式なわけだから、絶対的に正しいフォーマットなんて本来はないわけです。Tweetdeckの挙動がおかしいと言われていますが、それが(RT直後の@に書かれているユーザー名が必ずしもそのつぶやきを最初に投稿した人とは限らないと)正しく理解されるコミュニティというか界隈みたいなものもTwitter内で存在するのかもしれません。
そう言うことを突き詰めていったら、非公式RTの存在が許されていることがおかしいと思って、非公式RTされる度に「それ正しいRTじゃないから削除して下さい」っていちいち言いに来る人がいるとして、普通に考えたらそんな人神経質すぎてTwitterには向いていないと思いますが、そう言う人と変わらないことを仰ってますよ、と言いたかったんじゃないかな? なんて思ったのでした。


ただ、ホントにそうだとしてもちょっと分が悪い感は否めませんが…。


やはりここは、自分がこうしたことに巻き込まれないためにも、(悪いと言われていない方の立場になって)最初に削除を頼むときに、相手がどんな人であったとしても刺々しく感じない言い方を考えてみた方がいいのかもしれないと思い、2パターン考えてみました。


パターン1:大変お忙しいところ誠に恐縮です。あの発言は私の発言ではないのですが、見方によってはそう取られてしまいかねないRTとなっております。つきましては、削除するなどして、訂正して頂くことはできないでしょうか。お時間のあるときで構いませんので、何卒ご対応をお願い申し上げます。(134文字)


今回のtogetterの中でも「慇懃」というキーワードが出てきましたが、この方の丁寧な割にへりくだり感が足りないところが、人によっては癪に障るのかなと考えた末、とりあえず思いつく限りで「謙譲」を演出してみた、というのが上の文です。言葉の使い方とかおかしいところはあるかと思いますが、とりあえず読む方に頭を下げながら書いている様子が伝わればOKかなと思います。
「自分は悪くないのにそんなのおかしい」と思うかもしれませんが、ここではどっちが正しいかではなく、トラブルを回避することが最優先課題であることを忘れてはなりません。


パターン2:ちょちょ、そのRTの仕方だと自分の発言みたいになっちゃうからあとで削除しといてね。お願い!(40字)


パターン1はまたちょっと違う攻め方で、やや馴れ馴れしくはあるものの、あえてそうすることで、自分は人畜無害な人間ですよ、的な人柄を演出できるのではないかと思いました。これなら相手も、「しょーなねーなー」なんて思いながらも対応してくれるのではと。

まあ、いちばんいいのは、人の発言をRTしようなんて考えず、できれば他人と変にコミュニケーションなんて取ろうとせずに、1人でぶつぶつと独り言のようにつぶやく、というのが最善の方法かと思います。みんなもやってみよう。